幸先詣でご挨拶

幸先詣でご挨拶

寺社仏閣関連 日々のあれやこれ

今日ものぞいて頂き、ありがとうございます。

昨日は冬至でしたね、我が家では、玄関飾りを新しいモノに交換し、御神酒を持って地域の神社さんに幸先詣(さいさきもうで)に行ってまいりました。

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この時期、この状況なので、どこの神社さんでも、来年の分のお札は既に準備されてるところが多いようですね、我が家も新たなお札一式をお迎えしました。

 

我が家では、5年前から「蘇民将来子孫家門」という玄関飾りをつけていますが、これは、伊勢地方の風習で、一年中玄関先に飾っておくというものです。横幅50cm高さ40cmくらいのサイズで、どや!って感じのどえらい立派な注連縄です。

 

伊勢地方ではお商売をやっておられるとか一般の民家とかにかかわらず、この注連縄をつけておられるところが多いです。

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「蘇民将来子孫家門」の言われ

その昔、伊勢を旅していた素戔嗚が、日が暮れて泊まるところがなく困っていた時に、蘇民将来が素戔嗚を自分の家に泊めてあげました。素戔嗚はその善行に感激し、感謝の気持ちから「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付ける人は免がれなむ」と言い残して去って行った。

以来、蘇民家では茅の輪のおかげで疫病が流行ってもその災いから免れ、子々孫々栄えたことから、やがて伊勢地方では茅の輪を注連縄として「蘇民将来子孫家門」と書き、魔除として玄関に飾るようになった。

とのことです。(宮忠さまサイトより引用)

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お札の裏側には、「急々如律令」と書かれ、両脇にはドーマン#(正確には格子)、セーマン⭐︎(正確には一筆書きの星)が描かれています。「急々如律令」は、悪魔退散のおまじないで、伊勢志摩では海女さんが海に入る前にお祈りしていた、身に付けていた、という言われがあり、鳥羽には石神さんという神社があります。

 

一説によると、セーマンドーマン、セーマンの形は五芒星、ドーマンは縦4本横5本の九字切りの図、ユダヤのシンボルです、ね。

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↑セーマンドーマン、
昨年の玄関飾りを裏返して撮ってみました

 

で、玄関飾りを取り付ける日にちは特に決まってはいないようですが、29日は二重苦と言って忌み嫌われ、31日はせわしないのでタブー、と言われています。

 

どの日につけるにしても、「あんたとこ、足の踏み場がないから行きとうないわ」なんて神様に嫌われないよう、お家の中をお掃除してから、神様が来てくださっても心地よくお通りできるよう、お掃除してキレイにしてからが良さそうですね。

 

寒さが厳しくなって来ました、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



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