蒙霧升降-ふかききりまとう

蒙霧升降-ふかききりまとう

お知らせ 日々のあれやこれ

霧2

【蒙霧升降】(ふかききりまとう)

東京西部地域では、朝から土砂降り、夜通し降ってたのかな?
今日は「蒙霧升降」と言って、二十四節気(にじゅうしせっき)をさらに細かく分類した七十二候(しちじゅうにこう)のひとつで、早朝に、視界が遮られるくらいの濃い霧がまとわりつくという意味で、霧が発生しやすい頃です。
幻想的ですね〜、運転には注意が必要です
あ、それぞれの説明が欲しい、ですよね^^

二十四節気(にじゅうしせっき)

一年を春夏秋冬と4つの季節に分けてあるのが四季、ですね、で、それぞれの四季の最初の日を立春、立夏、立秋、立冬、と分類されています。そしてさらに各季節を6つに分け、例えば春だったら立春、雨水、啓蟄、春分、晴明、穀雨、とそれぞれの節に名前が付けられています。4季節×6節=24、で二十四節気ということです。

七十二候(しちじゅうにこう)

そして十四節気をさらに5日ごとに細かく、それぞれの季節を3つに分類したのがコレ。動植物の動きなどを例えて、動物の名前が入る節もあり、春だったらウグイスの名前が入っていたり、夏は蛍やセミ、などが使われています。

です。

蒙霧升降って、簡単に考えたら、大気中の水蒸気が水滴になって、そこいらじゅうに広く浮遊している状態のことなんですけど、難しい漢字が並ぶといい感じですよね(笑)

ちなみに、雨が止んで太陽が出れば、この水蒸気の粒々に太陽光が当たって、つぶつぶ一個一個がプリズムの働きをして短波長〜長波長と、波長ごとに7つに分光される、それが虹です🌈

霧のことを春には「霞(かすみ)」といい、秋には「霧(きり)」と言い、四季のある日本って素敵ですよね✨



« »

コメントは受け付けていません。