三輪山、檜原神社
念願の檜原神社♡
ここには、宮中に祀られていた天照大神を、初めて外で祀ったと言われる元伊勢の一つでもある神社で、「倭笠縫邑(やまとかさぬいむら)」の地と言われています。ここから何箇所かの元伊勢の地を巡行しながら最終地の伊勢神宮にたどり着いたとのことで、天照大神のスタート地点とも言えるところですね。
三輪明神から少し奥にある摂社の狭井神社の辻からは、徒歩20分と表示がありますが、私の体感では30分は歩いた感じです。時間は午後1時頃、ホテルでの朝食が少なすぎたせいで、案の定お腹が空きすぎて、鳥居の前のお店でそうめんを食べる予定だったのですが、無理無理!今すぐにでも何かをがっつきたい!
しか〜し!行けども行けども山の中。。。行き交う人はほとんどなし、お腹が空いて道で倒れても誰にも気付かれず。。。ん〜、ま、神様のとこ来て倒れても本望か、なぁ〜んて思いながら歩いてたら、なにやらお店が!山の中なのにお店があるじゃないか!
なだれ込むようにお店に入り、迷うことなく即決!三輪そうめんをいただきました。
メニューには御神饌素麵って書いてありました。かなりこだわりの素材を使って作っておられるようですが、その時の私は素材がどーちゃらは言わない!なんでもいいから口にパンパンに頬張ってザクザク胃に流し込みたい!って、お店の人には申し訳ないくらいの心境でした^^;
もちろん、めちゃくちゃ美味しかったです、九死に一生(大袈裟か^^,)救われました、ありがとうございます!
あ、山の中の道ね、ちゃんとした遊歩道なの、「山の辺の道」って言って、春日大社や石上神社から歩く人もいるそうです。体力気力その気がある人はゼシぜし!チャレンジしてみてくださいね。
で、お腹が満たされたことで心にも体にも余裕が出て、また山の中をひたすら檜原神社を目指して歩きました。蝶々が「こっちこっち」と誘導してくれる中、鶯の声が耳に心地よく「綺麗な声ね〜、ありがとう」って言いながら歩いてたら、どや!ってくらいあちこちで鳴き始め、大合唱してくれました^^
そしてついに!見えてきました〜!檜原神社が!
あれ?疲れすぎてスマホ傾いちゃった^^;
念願の檜原神社。2羽のカラスが交互に鳴き、そして黒い蝶々が来てくれて、無地に到着できたことと歓迎に気持ちが緩み、嬉しくてもう泣きそうでした (´༎ຶρ༎ຶོ`)
ちなみに、神社参拝時に黒い蝶々やヒヨドリが現れるのは、神様からの「よく来てくれたね」ってメッセージなんですってよ。カラスもメッセンジャーです(いる場所や鳴き方、登場のタイミングにもよるようですけど)。
シーンとした中にもピンと張りつめた佇まいの神社です。拝殿はありません、三ツ鳥居の後方に磐座があります。
御朱印をいただき、さて引き返そうかな、来た道を帰らなくては。。。
神社の前のお茶屋さんでくずきりをいただいてエネルギーチャージ、出発地点の三輪明神まで歩きました。
何もかもが素晴らしくて、東京から三輪までは遠くて不便、怒涛の道のりではありますが、また行こう!と思いました。
2018年5月30日