お釈迦さまの日
お釈迦さま(ブッダ)の記念日にはいくつかありますが、代表的なものをご紹介します。
① 灌仏会(かんぶつえ 花まつり=お釈迦さまの誕生日)
4月8日(日本)
お釈迦さまの誕生日を祝う日で、日本では「花まつり」とも呼ばれています。全国のお寺さんで、お釈迦さまの誕生を祝ってお釈迦さま像に甘茶をかけたり、甘茶をいただく風習があります。
② 成道会(じょうどうえ=悟りを開いた日)
12月8日(日本)
お釈迦さまが菩提樹の下で悟りを開き、ブッダ(目覚めた人)となった日です。この日はお寺で座禅や法要が行われることがあります。
日本語:釈迦、仏陀
パーリ語:ゴータマシッダッタ
サンスクリット語:ガウタマ・シッダールタ
③ 涅槃会(ねはんえ=お釈迦さまが亡くなった日)
2月15日(日本)
お釈迦さまが80歳で入滅(亡くなられた)された日です。常楽会(じょうらくえ)とも言われています。
お寺では「涅槃図(ねはんず)」という大きな掛け軸が飾られ、お釈迦さまの最期の様子、菩薩・羅漢、そして僧侶や動物達が別れを惜しんでいる様子が伝えられています。
(画像引用元:Wikipedia)
④ ウェーサーカ祭(=誕生・悟り・入滅をまとめて祝う日)
4月~5月の満月の日(主に南・東南アジアの仏教国)
日本では上記のように分けて祝いますが、南アジア・東南アジアの仏教国(スリランカ、タイ、ミャンマーなど)では、すべてを「ウェーサーカ祭」として総合的に祝います。
日本でも、一部の人たちの間でウエサク祭というお祝いの催しが行われているようです。
どの記念日も、お釈迦さまの教えを振り返る大切な日とされています。
このようなタイミングで、時には寺院を訪れて手をあわせるのもいいかもしれませんね。
2025年2月20日