鏡開きで神様への感謝とご加護
1月11日は、鏡開きの日とされています。
鏡びらきでお供えのお餅を食べる由来は、神様への感謝と家族の健康や繁栄を祈るためです。
この風習は、日本の伝統的な正月行事の一環として行われており、以下のような背景があります。
1. 神様への感謝
お正月に神棚や鏡餅を飾るのは、年神様(歳神様)と呼ばれる豊穣や幸運をもたらす神様をお迎えするためです。鏡餅は年神様の依り代(神様が宿るもの)と考えられています。鏡開きの日にお餅を割って食べることで、年神様のご加護をいただき、感謝の気持ちを表します。
2. 健康や力を授かる
鏡餅を食べることで、神様の力が宿った食べ物をいただき、家族全員の健康や無病息災、さらには力強い一年を祈願する意味が込められています。
3. 「割る」ことで縁起を担ぐ
「鏡開き」という名称には、「開く」というポジティブな意味があります。一方、「切る」という言葉は縁起が悪いとされているため、鏡餅は「割る」または「開く」という表現が使われます。木槌などを使って餅を割ることで、運を切らずに広げることを願っています。
4. 戦国武将の影響
鏡開きの風習は、武士の文化からも影響を受けています。特に、戦国時代には鎧や武具の前で鏡餅を供え、戦いの前に鏡開きをして士気を高めたと言われています。この伝統が庶民にも広がり、家庭での行事として定着しました。
鏡開きの日は地域によって異なりますが、一般的には1月11日に行われます。この日、お餅をぜんざいやお雑煮にして家族で食べるのが、鏡びらきの大切な習慣です。
お餅は切らないで「割る」、がポイントのようです。
神様に、日頃健康でいられることへの感謝の気持ちを捧げながら鏡餅をいただき、厄災を消除し、神様からのご加護をたっぷりと受け取りましょう♪
昨日忘れちゃってたり、タイミングが合わなかった方は、今日を1月11日に設定して、今日が鏡開きとイメージして、お供えのお餅をありがたくいただきましょう^^
2025年1月12日